約 7,635 件
https://w.atwiki.jp/ekidash/pages/4990.html
ろくじぞう 西日本旅客鉄道/京阪電気鉄道 京都府宇治市六地蔵奈良町 JR奈良線 桃山←→木幡 京阪宇治線 桃山南口←→木幡
https://w.atwiki.jp/saikyoumousou5/pages/1877.html
【作品名】にゃんこい! 【ジャンル】漫画、アニメ 【名前】猫地蔵様 【属性】猫地蔵様 【大きさ】人間の半分並 【攻撃力】無し 【防御カ】石像並 【素早さ】無し 【特殊能力】常時敵を猫に変える。壊されると敵を猫に変える&復活。 【短所】不気味だ 799 名前: ◆xoT3TVaKgg [sage] 投稿日:2009/10/20(火) 21 28 04 ID cPuaDhCY 猫地蔵様 サイズ小さいし猫にするしかできないから壊され続けて負け。 0秒自滅ビッグバンには勝つが他には負ける。 不磨剣>猫地蔵様>ビッグバン 802 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/20(火) 23 40 47 ID YnMPDyZa 799 セクシー蒲田上には負けるだろうけど、 >松岡利勝 =ニクロ・マイトガン =不磨剣 能力同時発動だからこいつらには勝つんじゃないか? 803 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/21(水) 00 08 03 ID Za+5KMKI 802 そいつら0秒死亡ってことはないだろうし猫に変化したら結局自滅なくなって負けだと思うが 522 : ◆rrvPPkQ0sA :2016/12/12(月) 21 38 35.48 ID erHm7VAm 猫地蔵様再考察 猫は石像を壊せないので引き分け。 全能防御があれば猫化は防げるとすると、引き分け力は李登輝と同列か。 820格無しさん2019/04/19(金) 15 18 47.04ID F9zhE3cl 引き分けの壁を見てて疑問に思ったので再考察 まずは全員の強さを確認 猫地蔵様 常時敵を猫に変える。でも動けないので大きさ相応の石並みの寿命で風化。 833 ◆rrvPPkQ0sA 2019/04/20(土) 01 07 42.55ID ER/H9Kq+ 猫地蔵様……猫は攻撃力0ではないので寿命ルール対象外。もし無に変化させる能力だったら戦闘不能にした扱いで勝利。 よって積極的に引き分けを狙う能力と判断。 914 ◆rrvPPkQ0sA 2019/05/02(木) 21 43 05.32ID s21DUBl5 猫地蔵様再考察 全ジャンル作品最強議論スレvol.36の48の直下
https://w.atwiki.jp/collection/pages/31.html
地蔵遊び(地蔵憑き) かごめ唄の原形とも言われている遊び (2007年7月20日2chオカルト板に投稿 情報提供者:眼帯) 東日本太平洋岸に伝わるもの、これは福島沿海部のもの 【やり方】 基本はかごめ唄と一緒 中の子が目隠しをしてかがむ 外の輪を作る子供達が「御乗りヤァれ地蔵様!」と唱えながら回る その内に中の子が色々な事を口走り始める それから輪になった子は「物教えにござったか地蔵様、遊びにござったか地蔵様」(ござったか→来られたか と思う)と唱え、歌い踊り狂う 【補足】 元々は一種のシャーマ二ズム(口寄せ)で、中座の子が枝などを持ってかがみ周囲に唱えられているうちに地蔵さまになるという考え方らしい 【関連サイト】 http //www.pleasuremind.jp/COLUMN/COLUM018.html http //www.geocities.jp/tmfamily7/documents/dp2.htm 【参考URL】 http //hitorikakurenbo.web.fc2.com/09matome/kensho/27/27_04.html
https://w.atwiki.jp/shuinn/pages/1338.html
地蔵寺 京都府京都市西京区にある桂・地蔵寺の御朱印「桂地蔵尊」です。京の六地蔵めぐりの1つです。 洛西観音霊場第23番札所の御朱印「大悲殿」です。 洛西観音霊場第24番念仏寺の御朱印「十一面観世音」も、こちらでいただくことができます。 ★住所 京都府京都市西京区桂春日町9 -
https://w.atwiki.jp/hitorikakurenbo/pages/228.html
地蔵遊び(地蔵憑き) かごめ唄の原形とも言われている遊び (2007年7月20日2chオカルト板に投稿 情報提供者:眼帯) 東日本太平洋岸に伝わるもの、これは福島沿海部のもの 【やり方】 基本はかごめ唄と一緒 中の子が目隠しをしてかがむ 外の輪を作る子供達が「御乗りヤァれ地蔵様!」と唱えながら回る その内に中の子が色々な事を口走り始める それから輪になった子は「物教えにござったか地蔵様、遊びにござったか地蔵様」(ござったか→来られたか と思う)と唱え、歌い踊り狂う 【補足】 元々は一種のシャーマ二ズム(口寄せ)で、中座の子が枝などを持ってかがみ周囲に唱えられているうちに地蔵さまになるという考え方らしい 【関連サイト】 http //www.pleasuremind.jp/COLUMN/COLUM018.html http //www.geocities.jp/tmfamily7/documents/dp2.htm 【参考URL】 http //hitorikakurenbo.web.fc2.com/09matome/kensho/27/27_04.html
https://w.atwiki.jp/meiwa-suisan/pages/18.html
笠地蔵【かさじぞう】
https://w.atwiki.jp/shuinn/pages/3776.html
生木地蔵 愛媛県西条市、四国別格霊場第11番札所・生木地蔵・正善寺の御朱印「生木地蔵尊」です。 弘法大師御誕生1250年記念の特別御朱印です。 ★住所 愛媛県西条市丹原町高松248-1 - 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kikiredia/pages/565.html
◆ギャル地蔵講の梵字「ウケル」 妖界に存在する地蔵。地蔵のうちの、ギャルのようなすがたをしているものだと考えられる。表記には「ぎゃる地蔵」も。 錫杖が描かれた石色のジャージに赤いよだれかけ、紫色のスパッツを着用しているのが特徴。よだれかけの形状は個体や地蔵の種別によって異なるようである。 ギャル地蔵 基本的なギャル地蔵。 なかにはギャル地蔵河童懲罰士もいるらしい。 ギャル地蔵にはタピオカ甘茶をお供えする。(れもら乃輔 2019.10.16) 黒ギャル地蔵 日焼け(八熱地獄などでの活動による奈落日焼け)いちじるしいギャル地蔵たち。徳が高い。サンオイルをかけて願掛けを行なったりする。 山姥ギャル地蔵 山間などに住む。野草や果樹の知識が豊富。ギャル地蔵たちよりも用いる言語が悪い。ひるち氏いわく「ギャハハ」と笑う。 ギャル男地蔵、チャラ男地蔵 鉢特摩丼(はどまどん。――蓮を煮込んだ牛丼のような味付けのジャンクどんぶりめし、紅生姜がのる)を好む。 ほかにもさまざま豊富な種類のギャル地蔵がいる。 「笠地蔵」の昔話のギャル地蔵バージョンはしばしば語られる戯文題となっている。 来歴 2018年12月10日、「笑いギャル地蔵とか「マジ受けるんですけど~」「超受ける~」とか言いながら笑ってる場面しか想像できない。」(闇の中のジェイ)「田植えギャル地蔵が来る」(tera)「田植えギャル地蔵がいるなら、夜這いギャル地蔵だとか、夜遊びギャル地蔵だとか、縄で引きずられても泥だらけにされても「楽しく遊んでんだから邪魔すんなし」とか言ってくるギャル地蔵だとかもいるんだろうか。」(闇の中のジェイ)などのツイートが見られ、その前史であるといえる。 夜な夜な夜遊びで団子を買い食いしたため縄で縛られることになった黒ギャル地蔵だねへ(アルム=バンド 2018.12.11) 大晦日の晩、寒そうにしている黒ギャル地蔵に笠をかぶせてあげたお爺さんの家に黒ギャルが大挙して押し寄せる(tera 2018.12.17) 2019年10月16日、発狂倶楽部くんロボのロボット生成文「ギャルの顔で地蔵してる雰囲気はこうも次から次へとおはゆ。今日も古本屋さんだったのでもう一寝入り。」より、氷厘亭氷泉氏のデザインによる錫杖ジャージ型のギャル地蔵が生まれた。 「サンオイルかけ黒ギャル地蔵」がtera氏によって、「山姥ギャル地蔵」がひるち氏によってかたちづくられた。一連のギャル地蔵たちのつぶやきは「発狂地蔵講」と総称された。 2019年10月17日、吉井徹氏の「チャラ男地蔵もいるのかな……」というつぶやきからギャル男地蔵、チャラ男地蔵が生まれた。
https://w.atwiki.jp/sexyvoice/pages/452.html
6年あれば変わる。人も、その環境も。 そして――自分との関わりも。 * * * もう30歳になった。周りはどんどん幸せになっていく。今日もまた同僚がまた1人結婚という人生の スタートを切った。 「また今月も赤字だよ……」 御祝儀貧乏でここんとこ毎月ピンチ続きだ。いや、金がないのはいつもの事なんだけど、今までの 様にロボットにつぎ込んでいた分はほぼそっちに流れてしまって、これ以上は切り詰めようがない。 これじゃあ今月はあれとあれ、諦めなくっちゃな……。 冷蔵庫にあと卵幾つあったっけ?と明日からの哀しい独身男の食生活を思いながらふと目を向けた 先には、式場内にあるジュエリーショップがあった。 「いいなあ、幸せそうで」 俺も早く可愛い奥さんが欲しいな~なんて考えながら、何組かのカップルに羨ましさ全開の視線を 送っていた。 その時だった。 「あれっ?」 ふとその中の1組に目を留めた。俺の記憶が正しければ、あの顔には見覚えがある。良く知っている、 間違いない。 多少老けてはいるが、あの立ち姿と振る舞いは絶対そう、彼だ! 「よっちゃん!?」 へえー、こんな所で会うなんて。しかも指輪なんか見てるって事は、そうか! もう少し近づいて驚かしてやろう、その前に相手がどんな人が見てやろう。そんな事を企みながら 物陰から様子を窺った。 よっちゃんの隣で試しに嵌めた指輪をかざして眺めている彼女を見ていて、何かふと変な気がした。 若い。すごく若い!あれはきっと10……まではいかなくても多分ハタチそこそこだっ!くそう、 よっちゃんの奴ぅ~。羨ましすぎるっ!! ……だけどそれだけじゃなくてなんか引っかかるんだよな、とできる限り目を凝らしてちらちらと 確認できる横顔を眺めていた。そして、ふと記憶の断片にあったある想い出に辿り着く。 大切な、大切な――俺の友達。 「嘘だぁ……」 あんなにも変わってしまうものなのか。 子供の姿から一気にその姿を変えて、ニコは再び俺の前に現れた。 あれがニコ。 よっちゃんと並んでる姿から、背が伸びたんだなーってわかる。ちょっとゆるーく巻いてあった髪は 黒くて艶々して、肩の上で揺れてて、化粧なんかしてんのな。唇も何だかこれまた……っておいっ! 何を言ってんだ俺!! ニコだよ?あのニコ。一海ちゃんならともかく。 ……一海ちゃんは元気かなぁ?きっと綺麗になってるんだろうな。えーっと多分今25歳として、 もう結婚しちゃってるかもなぁ。ニコもする位なんだから。 あのニコが。しかもよっちゃんとって……。 いつからなんだろう?よっちゃんてばいつの間に帰ってきたんだろう。社長も一緒かな?いつの間に ニコと……。 ニコ、可愛かったよなぁ。当たり前だけどもう子供じゃないんだ。恋とか愛とか、結婚なんか しちゃうようになっちゃったのか。 よっちゃんがその相手で、2人は一体いつ再会して付き合ってたんだろう?ていうかよっちゃんが まさかニコを好きになるなんて!あのニコを。 ……あのニコがあんなに綺麗になるなんて。 「はっ!?お、俺はさっきから何を言ってるんだ?」 どうかしてる。 何となく携帯を眺めてはもう何年もそのまま使用せずのアドレスを呼び出して、発信できずにいる。 「どうしたいんだ、俺は」 久しぶり、元気?今日見たよ、いつからなの?もう水臭いなぁ、式には呼んでよ! 「って、普通に掛けてみりゃいいんだよ、変じゃないよな、うん」 だって俺達友達だし。 「友達……だもんな」 そう思ってたニコは何だか知らない人みたいに見えて、またもう1人大事な友達である筈のよっちゃん は当たり前のようにその側にいた。 俺だけが、そこに居なかった。――それがとても寂しかった。 「俺、忘れられちゃったのかなぁ……」 そう思うと何だか恐くなってやっぱりやめようと携帯を閉じかけて、 「ふ……ふぁっくしょん!!」 ――ピッ。 「ん?……うわあぁぁぁーーーっ!?」 やばい!コールしちゃったよ。 思わず慌てて切ってしまって暫く置いておいたけど鳴ることはなくて、俺はそのまま眠ってしまった。 「あれっ?」 翌日営業所回りで重い足を引きずりながら階段を上ると、すらっとした白い脚が目に飛び込んできた。 「おおっ!!」 思わず生唾を飲み込み見上げる……その瞬間。 「!?」 がたがたっと音を立てて手すりにもたれかかり、かろうじて転がり落ちるのは免れた。 「どこ見てんのよ!スケベ」 ああ、変わんないなぁ。 「ニコ……どうしたの?」 「どうもこうもない!夕べ電話……くれたよね?だから」 突然の別れからまた突然に俺の目の前に現れたニコ。 「だから、ロボに会いに来た」 間近で見るニコの姿はとても懐かしくて、でもとても眩しくて。 俺は今度は眩暈を起こして階段から落っこちてしまいそうな気がした。 「電話くれたら良かったのに」 「何言ってんの。何度も掛けたんだよ!けどロボ出なかったから」 あ、そうだ。うっかり充電切らして会社からもしっかり注意されて帰ってきたんだった。 「……ってあたしも夕べは忙しくて携帯見てなかったんだよね。ごめんねロボ。で、用って何?」 「え、っと別に……」 「はあ!?」 なんだっけ?何か話そうとか色々思ってた筈なのに、いざその相手が目の前に来たら何を言ったら いいのかわからなくなった。 「あ、あたしやる」 お茶を淹れようとしてニコにそれを取り上げられたから、やる事がなくなった。 「着替えたら?」 「あ、うん」 奥へ向かうと普段着に着替えてちゃぶ台についたら、ニコは 「はいお茶。なんだ、ステテコじゃないんだ」 なんて昔と同じような口調で話しかけてくる。 「別にいいじゃん」 「別にいいけど!」 何だよ。すっかり大人になったもんでちょっとドキドキしてたのに、やっぱり中身はニコじゃんか。 これならいつものステテコだって良かったのに、気遣って損したよ。 ……って何言ってんだ?俺は。 何気に見たニコの顔はほんのりと薄化粧されて、思わず淡い口紅の塗られた唇を凝視してしまって、 慌てて視線を髪に移すと艶々の黒い髪にどきんとして、俺は湯飲みを見下ろしたまま顔が上げられ なくなってしまった。 「なあニコ。最近どう?何か変わった事とかあったりとか」 「え?……ううん。別に。ロボは?」 「え?俺は相変わらずだよ」 「ふーん。そうだろうね。ロボット、増えたよねえ」 そう言いながら笑ってぎっしりと仲間達の並んだ棚を見上げるニコに、あの頃のセーラー服姿のニコ が重なった。そして、よっちゃんと並ぶ今のハタチのニコから目が離せなくなる。 「ニコは変わったよ」 「え?そうかな」 「変わった」 大人になったんだ。同じ筈はないのに、それが何故かもの悲しく思えて。 「そりゃ、あたしだってもう大人だもん。お酒だって飲めるし。あ、この前初めて居酒屋行ったんだよ」 「そうかぁ~」 何気なく交わしていた会話の内容も、あの頃とは少しずつ違っている。そんな事を考えながら、暫くの 間ニコの話を聞いていた。 「もう、さっきからあたしばっかり。ロボは?」 「え?俺は別に~」 「テレクラは?……好きな人とか、いないの?」 きゅっと胸のどこかが絞められた気がした。 「……ニコこそどうなんだよ。彼氏とかいないのかよ」 「えー?あたしはいないよ。っていうかなかなかそういう気が起きないっていうか……」 「ふうん」 屈託無く笑う顔には一点の曇りも感じられなかった。なのに……。 「ニコ、ごめん。俺明日早いから」 「えっ?あ、ごめん。忙しかったんだ……じゃ、帰るね」 靴を履いて振り向いたニコはちょっと遠慮がちに呟いた。 「あのさ」 「ん?」 「あ、あのね。また……会いに来てもいい?」 「……当たり前じゃん。俺達はトモダチだって言ったろ?」 「……うん。ばいばい」 小さくなって消えてゆく足音を聞きながら、2つ並んだ空の湯呑みを見つめてるうちに苦しくて堪ら なくなった。 ニコは大事な友達。その筈だった、なのに。 「何で嘘付くんだよ……ニコ」 何で嘘付いちゃったんだよ……俺も。 それから何日かして俺はふとそこへ行ってみようと思った。 久々に見たその扉は開いており、以前のように多くはないが色々な骨董品が並んでいる。その奥に よっちゃんはいた。 「お客さんかな?」 女の人と何やら話し込んでる。商談中だったら邪魔しちゃ悪いかと出直すつもりでいたら、そうも いかなくなってしまった。 「!」 女の人がよっちゃんに抱きつき、そんでそのまま……。 う、羨ましいぞ!美人じゃんか、って、そんな場合じゃない!! 「ち、ちょっとちょっと!」 思わず慌てて突入してしまったせいで、くっつきかけた唇が離れた。 「……ロボぉ!?」 唇を尖らせた間抜けな顔(ごめんよ)で目を見開いたよっちゃんを突き飛ばすようにして、女の人は 店から飛び出してった。 「びっくりしたなー。おい、なんだよいきなりお前は!つうか久しぶりだな、おい」 「久しぶりじゃないでしょ。何やってんの!アンタ外から丸見えだったんだぞ!!ていうかいつからなの?」 「ああ、1月程前かな?……いーじゃねぇか、減るもんじゃなし」 「そういう問題じゃないでしょ!?」 いつからって、店もだけどニコとの事も……って。 「いっかげつぅ!?」 「うるせーなお前。相変わらずだな」 「そんなに早く……?」 よっぽど好きだったんだな。いや、だけど。 「……よっちゃん、今の人は?」 「ん?ああ、ちょっとな」 はぐらかすように奥へ行くと、カップを持って戻ってきた。 「まあ、座れよ」 コーヒーを淹れて貰って売り物の椅子に腰掛ける。 社長からやっぱり勿体ないからと店を譲り受け、この度よっちゃんが新たに店主になったんだそうだ。 「連絡くれたら良かったのに。スパイはもう廃業したの?」 「いや。ん、まあそのうちにと思ってな。……お前今仕事忙しいのか?今日だって外回りの途中じゃ ねえのかよ」 「 あ、まあね」 ほんっと相変わらずだな、って笑う顔はあの頃とほんとに変わりなく思えた。 「ロボットも相変わらず大好きだよ。今でもモテないしお金もないしさぁ~……よっちゃんは?」 「俺か?俺も特に変わりねぇな」 「……ニコは?」 なかなか出ないその名前に痺れを切らして、思い切って言ってみた。 「ん?ああ、ニコな。まあ落ち着いたらその内連絡取ってみようと思ってるよ。あいつだって色々 あるだろうしさ。お前は?ニコとは」 「会ってないよ。会うわけないじゃん」 「会いたいと思うか?」 タバコをくわえながら俺と見たよっちゃんから何故か目を逸らした。 「……まあね。あ、この日何かやるの?」 机の隅に置かれたカレンダーの○印に目が留まるが、よっちゃんは軽く頷いただけだった。 「俺そろそろ仕事戻るよ。じゃあね」 「おう!また来いよ」 結局俺は、よっちゃんからも嘘をつかれてしまった。 それから、俺も本当の事を聞き出すことも、伝える事もできなかったのだ。 「ロボ、いる?」 その日の夕方、部屋に帰り着いて着替える気持ちにもなれずにぼうっとしているとニコがやって来た。 「あのね、これお土産。ここのパン美味しいんだよ。相変わらずミミばっかり食べてんでしょ?一緒に 食べよ!」 流しにある袋を見ながらニコはちゃぶ台に紙袋を置いた。 「あれ?サンドイッチ嫌いだっけ」 「ううん。ありがと……美味い!」 「あ、ちょっと勝手に食べないでよ!」 何だか間がもたなくてパンを口に詰め込んだ。呆れながらそれを見てニコはお茶を淹れてくれた。 それにしても、ニコはどうして俺に会いに来てくれたんだろう。 単純に友達だから? 暇つぶしとか。 それとも……。 「なあニコ。何か話でもあんの?」 「え?なんで……来ちゃいけなかった?あたし」 「ん~、そんな事ないけど。最近何か変わった事とかないの?とか思ってさ」 「ああ、うん。あのさ、あたし今服作る仕事したくてそういう学校行ってんの。今日はバイトもないし……」 学生なんだ。それにバイトかぁ。 「それだけ?」 「えっ?」 「俺になんか黙ってんだろ?」 目を丸くして俺を見たニコは目が合った瞬間俯いた。 「別に」 言ってくれる気はないんだ。 どうして?よっちゃんもニコもなんで俺には何も話してくれないんだろう。 俺達友達じゃなかったのかよ! ……寂しくてやりきれなくなった。 「バイトって何?」 「んっと、簡単な店番とか……」 「骨董品の?」 逸らしていた目を向けてニコは驚いた表情を見せた。……やっぱりな。 「俺知ってるんだよ。今日よっちゃんに会った」 「知ってたの!?」 「うん。何となく気になってたから確かめたよ。……何で隠してたんだよ。何で黙ってんだよ」 「ごめん。それは、あの、えっと」 「いいよ」 赤い顔してしどろもどろになりながら言葉を探すニコを見ているのが、急に辛くなった。 「もういいよ。俺には関係ないよ」 「そんな……ロボ」 膝を抱えながら、俺はニコに背中を向けた。 「ニコやよっちゃんが黙ってたって事は、そういう事なんだよ」 「ごめん。そんなつもりじゃ……。その内話すつもりだったんだ。本当だよ?」 「もういいって」 暫くの間沈黙が続いてどっちも何も出来ずに気まずい空気が流れる。その時昼間のよっちゃんと 知らない女の人の姿が頭を掠めた。 「……ニコ」 「何?」 「や、何でもない」 言えなかった。 きっとニコを傷つける。いや、それ以上にニコが俺を信じてくれるかどうかわからないと思った。 ――あの時の俺のように。 「とにかくさ、もう良くないかもしれないよ?ここに来るの」 「……」 何も言わなかった。小さく「ごめん」と呟いた以外は。 ニコの出て行った後の部屋で1人泣きながら膝を抱えて、初めて気づいた。 話してくれなかった、その事だけがきっと悲しかったわけじゃない。 ニコと具のあるパンを食べながら俺は…… ――時間が止まればいいのに―― そう思った。 「いらっしゃ……なんだロボか。どうした?」 「ニコから聞いてないの?」 店番していて椅子から立ち上がったよっちゃんに勢いよくたたみかけた。 「会ったのか? 」 「まあね。でも肝心な事は聞いてない」 そうか、と呟いて髭を撫でていたが 「ま、そういうこった」 とタバコを取り出した。 「悪いな黙ってて。ま、ニコの気持ちを考えるとよ……」 ニコが? そんなに俺はあいつに必要とされてなかったんだ。 でもそうだとしても黙ってるわけにはいかない。 「よっちゃんこの間の女の人だけど。ニコはどうなるの。どうするつもりなんだよ!」 「は?……ああ、あれな。あれはさ」 「もしニコを泣かすような事したら許さないから。いくらよっちゃんでも……よっちゃんだから信じて たのに。裏切るような事だけは」 「おい、ロボ?」 「ニコには言わなかったけど、このままだったら俺だって黙ってないからな」 よっちゃんは口を開きかけたが、ふと思い直したように顎を撫でながらしばし考え込んだ。 「で、お前どうしたいんだ」 「は?」 「もしかして悔しいのか?ニコ取られて」 「なっ……!?」 「悔しいんだろ」 図星だ。そう言うと俺の肩をぐっと掴んで顔を引き寄せ低い声で囁いた。 「だったらどうすんだ?」 「ど、どうって……」 けっ、と言って手を離すとタバコに火を点け目線を移す。その先にあるものを見て俺はあっと息を呑んだ。 「無理なら指くわえて見とくんだな」 「……ニコを頼むよ。よっちゃん」 そう言うのが精一杯だった。 店を出て、俺は結局無力なんだと肩を落とした。 黙ってることでニコが幸せになるなら、俺は何も見なかった、聞かなかった事にしようと思った。 だってニコはもう他の誰かのものになってしまうんだから……。 会わないって決めたんだ。 もう二度と近づく事のない星を想って、また1人部屋で膝を抱えた。 俺は何て諦めの悪い奴なんだろうか。 地蔵堂にあった○印の日、朝から式場を客に紛れてうろついてやっとそこを突き止めた。 神父の他には誰もいない2人だけのチャペルにいた純白のドレスを着たニコを、心から美しいと思った。 いや、今だけじゃない。 あの日6年振りに見かけたニコはすっかり大人の女の人になっていて、目の前で笑ってたニコは とっても綺麗になっていて、俺の胸を締め付けた嘘つきなニコは、できることなら捕まえてしまい たいと思った。 だけどそれはできない。 ここから連れ去ってしまいたいと願うニコは目の前のよっちゃんと誓いの口づけを交わそうとしている。 そう、もう人の奥さんになってしまうんだから。そう考えて諦めようとする。 諦める?ニコを? 仲間外れになったのがそんなに悔しいのか?俺は。 『悔しいんだろ』 よっちゃんの言った言葉の意味を考える。 「……悔しいよ」 ニコに何て思われてもよかった。 気が付いたら俺は、唇がくっつく前に張り付いてた扉を開けて中に飛び込んでいた。 「ニコ!」 「ロボ!?」 完全に一目惚れだった。 成長した相棒は少女から女になって俺の前に現れた。その瞬間からきっと、心は掴み捕られてしまったのだ。 その感情を認めた途端稲妻に打たれたような衝撃が体を貫く。 ――好きだ。ニコが好きになっちゃったんだ! 何も考えてなんかいなかった。だけど、黙って奪われていくのを指をくわえて眺めているのだけは 絶対に嫌だとおもった。 やっと気付いた自分の気持ちに嘘を付くのは辛かった。たとえ届かなくても、何もしないで諦め たくはなかったから。 無言で差し出した俺の手を見つめて、ニコはただ立ち尽くす。そしてその瞳は隣のよっちゃんを 戸惑いながら見ていた。 よっちゃんは軽く何かを促すように頬を動かして俺の方へ目線を送った。 その瞬間ニコは俺の手を握った。 「ロボ……」 「ニコ!?」 見上げながら口を真一文字に結んだニコの顔に俺の気持ちは決まった。 「よっちゃん……ごめん!!」 強く握ったニコの手を引きながら、俺達はヴァージンロードを出口に向かって走った。 どんっ!! 開かれた扉をくぐり抜けると、新たに飛び込んできた人影に勢いよくぶつかる。 「うわっ……えっ!?」 振り向き様に見た顔は女性だった。どこかで見たことがある、と一瞬のうちに頭を巡らせるが走り だした勢いは止まらず、ニコの手を引いたままチャペルの外へ飛び出していった。 最後にちらりと見た肩越しの風景は、ニヤニヤと肩をすくめたよっちゃんと、そんな彼と俺達とを 交互に見ながら呆然と立ち尽くすもう1人の乱入者の姿だった。 「ちょ……ちょっと待って、ロボ待ってぇ!」 あっ、とニコはその場に崩れるように膝から倒れ込んだ。 「大丈夫!?」 「ハァ、ハァ……大丈夫……じゃ、ないって」 空いた方の手で腰の辺りに手を回して抱き起こす。ぐっ、と俺の体に引きつけるような形になって、 思わずその細い感触にどきんとした。 よくよく見ると、胸元とか背中ががっと開いていて、案外露出が高いもんだというのに気が付いた。 「ちょっと!い、いつまで触ってんのよ、スケベ!!」 「え?いや、何だよ、別に俺はっ!?」 慌てて離れるが、ニコは何かを見透かしたようで冷めた目を向けてくる。 「なんかへんな事考えてない?」 「な……なわけないだろっ!?」 「鼻血出てるよ」 「……」 疑いの眼差しを痛いほど浴びるのは、『ウェディングドレスって案外エロい?』という俺のエロ センサーによる新発見のせいだろうか……。 カバンからティッシュを取り出し詰めながらニコを促す。 「行こう」 まだ敷地内だ。捕まるわけにはいかない。 「ああ、そんなに急がなくても追ってなんか来ないから」 「そんなわけないだろっ!だってよっちゃんはニコのこ」 「あー大丈夫。愛されてなんかないから」 あっけらかんと言い放ったニコに驚いて言葉をなくした。が、ふっとさっきの女性が頭を掠め、同時 にとある場面がはっきりと頭の中に思い出された。――あの時の! 「ニコ、もしかして知ってたの?あの女の人の事」 「うん。まあね」 知ってたのか……。だったらどんな気持ちで今日の日を迎えたんだろう? 「だから俺に付いてきてくれたの?」 「え?」 「……辛いんだろ。泣いたっていいんだ!さあ、俺の胸で泣け!!」 「はぁ?」 「愛した男に裏切られ愛を憎みたくなるその前に……この俺が癒やしてみせよう。さあ、今すぐ飛び込」 「いや、別に愛してもないけど」 ハァ!?と言う前に両手を広げたまま俺は、前のめりにすっころんだ。 その時小さくプルル、と音がした。俺の?じゃないなー。あれぇなんてキョロキョロしてたら、ニコ がいきなりドレスの胸元に手を突っ込んだ。な、なんと大胆な!!……ん? ピッ 「もしもし。よっちゃん?わかった、じゃあ後でね」 超薄型の携帯を使って早口でまくし立てると、それをまた胸元に押し込む。う、羨ましい……じゃなくてぇッ! 「あーあ、よっちゃんのバカ!!何やってんのよーったく」 「あの、何を……?」 「もう、またなんか考えなくちゃじゃない!……ん?どうしたのロボ」 「いや、だからその、よっちゃんは?後でって何?」 えーっと、俺、たった今奪ってきた花嫁をどうしたらいいんですかね? 「あ……ああ、だってこれ、実は全部お芝居だから」 「はあ!?」 「だから、よっちゃんとあたしのウソ結婚式なの。つまり、スパイ作戦だったんだよね」 ポカーン。 これが幸子の漫画なら、俺の頭には今「?」が山ほど浮かんでいるに違いない。 「あの~、読者にわかるように説明してもらえますぅ?」 「は?誰読者って……。あのね、この式場で最近頻繁に式場荒らしが現れてるの。何組かのカップルが 今みたいな感じで破談に追い込まれてる。つまり『壊し屋』。縁起が悪いってんでお客が減って 困ってるんで依頼があったわけよ」 「で、こんな……」 「下手に潜り込むより手口がわかるしいいかと思って。で、よっちゃんとカップルを装って餌を撒いた ってワケ。案の定よっちゃんの浮気現場を押さえた写真があたしの元に送られてきたし、式場に女が 乱入してきたのよね。その前に花嫁が逃げちゃったけど」 「うわっごめん!!俺邪魔した?しちゃった!?でもニコは」 「よっちゃんが行けって小さく呟いたから。不意をついて犯人を捕まえるつもりだったんじゃないかな? ま、失敗しちゃったらしいけど。チャペルの階段から転げ落ちたらしいから、あの人」 よっちゃんめ。でも悪いけど、その絵は簡単に頭に浮かんでしまった。思わずウンウンと頷いた俺。 目立つ場所でのラブシーンも写真を撮らせるためだったわけね。 「それより、あたしこの格好じゃ目立ってしょうがないから、ロボ車あるよね?早く行こ……っと」 ニコはそう言うといきなりスカートを膝までたくし上げ、高いヒールの靴を脱いだ。 「ちょ、何やってんの!?」 「だって走れないんだもん。足痛いしさー」 ナマ足…ではないもののちらりとみえるのが却って……。 「ごほん、しょうがないなぁ……ほれっ」 しゃがんで背中を向ける。 「は?ロボ何やって」 「だってそんなじゃどのみち走れないだろ?裸足じゃ辛いよ。……ほらあっ!」 少しの間戸惑っていたものの、暖かく柔らかい感触が背中に感じられて、思わずニヤけた。 「……重い」 「!!」 頭をはたかれ降ろせ!と暴れられスイマセンと謝るしかない俺。ドレスってフワフワしてるくせに 意外と重いという知識を得たのだった。 「俺が連れ出したからだからね、その責任はとりマックス」 「……了解」 胸の辺りで交差するニコの腕に揺れる靴の音が、軽くコンコンなるのがちょっと心地良い。 「にしてもさ~、何で俺に相談してくんなかったのさ。俺じゃ役立たずと思った?」 「違うよ。よっちゃんはロボに連絡しようとしたの。でもあたしが止めたんだ」 「なんで?」 「……だって、ロボだって色々あるんだろうなって思ったんだもん。だから巻き込んだら悪いかな とか考えちゃって……」 「そんなの」 調べりゃすぐにわかるじゃないか、と言いかけて口をつぐんだ。 「……知りたくないって、思っちゃったの。だってあたしだって」 「変わったもんな。色々と」 俺だって確かめたかったのに、怖くて胸にしまい込んでた。ニコが黙ってる限り知らないふりをしようと思った。 知ってしまうと、後戻り出来なくなるのがわかってしまっていたから。俺はそこから逃げたんだ。 「でもロボ知らなかったんだよね?何でここにいんの」 「うっ。それは、その、俺の中にたぎる愛の友情パワーがだな……」 「はあぁ!?……でもさー、こんな格好知り合いにでも見られたらかなりマズいよね。ロボ、この 責任はちゃんととってよね」 「へっ!?」 「だって任務遂行はしてないんだから、手伝って貰わないと」 「あ、そっちか……勿論喜んで任務に当たるであります!それに……」 「え?」 「……ん?いや、あ、そうだ、とりあえず俺んちに帰る?詳しく聞きたいし~」 「そうだね。よっちゃんに服持ってきて貰わなきゃ。……あーあ、今度はいつ着れるのかなー」 「え?着られるつもりでい……いてっ!?」 「うるさいな、とっとと歩く!!」 またはたかれた頭の痛みをこらえてへいへい、と姫を背負って歩く俺は、いつか君の隣で手をとる 日が来るのだろうか。 ニコには多分聞こえていたかもしれない俺の呟き。 『未来の責任はとりマックス』 俺が着せてやろうじゃないの! 「で?何か解ってる事は?」 「それがさあ……」 宇宙よりトキメく君との日々が今始まる。 * * * * * * *終わり
https://w.atwiki.jp/aoari/pages/7041.html
武家屋敷 座り地蔵 (スワリジゾウ) 【家具】 価値 重量 種別 特殊効果 属性 2 7.4 屋外 なし ---- 幅 奥 高 ◇ ◇ 1.0 0.5 0.9 1 9 材料内訳 神主家具之ろ で作成 家具名 材料名 加工材料1 加工材料2 座り地蔵 岩石:2(5)「工房2」 岩石塊 10「鉱山1」 - のみ 1(2)「工房1」 赤目砂鉄:4「鉱山1」 煤竹:2「林地1」 巣板砥石:1 - - 水晶:2 - -